認定企業・団体

株式会社バンビ

目次

事業内容・活動内容

障がいを持つ方々の就労支援と自立を目的に

39カードプロジェクトは、株式会社バンビが推進する社会貢献活動で、障がいを持つ方々の就労支援と自立を目的としています。39カードは、障がいを持つ方々が一枚一枚手書きした感謝のメッセージが込められたカードです。このカードの販売を通じて得られる収益は当事者の賃金に反映され、経済的な支援とともに社会参加の機会を提供します。

活動内容としては、企業や個人に39カードを導入いただき、名刺交換や贈り物など様々なシーンで利用してもらうことを推進しています。また、カードの製作には丁寧な練習と心を込めた手書き作業が行われており、受け取る方々に温かい気持ちと感謝の心を伝えることを目指しています。

さらに、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みとして、39カードの活動を通じて、障がいを持つ方々の雇用促進や社会的包摂を推進し、より良い未来の実現に貢献しています。

苦労していること・苦労してきたこと

39カードプロジェクトでは、障がいを持つ方々の「月給一万円問題」という深刻な賃金格差を解消することが目的であり、最も困難な点でもあります。この問題は、障がい者の経済的自立と社会参加に大きな障壁となっており、安定した生活を送るための基本的な権利が保証されていない現状があります。私たちは、彼らが適正な報酬を得られるように支援し、社会全体で障がい者の方の能力と貢献を正しく評価することを目指しています。社会課題に対する取り組みを通じて、より公平で誰もが認めあえる平等な社会の実現を推進しています。

活動実績

2023.3よりプロジェクトスタート。現在の導入企業は約50社。
業種問わず幅広く39カードが活用できていることを表しています。
SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みとして、万博共創チャレンジの活動を通じて雇用促進や社会的包摂を推進し、より良い未来の実現に貢献しています。(2023.09.01より)
毎日新聞様より取材依頼、新聞掲載(2023.11.10)
阪急阪神ホールディングス主催『2024年SDGsトレイン』イベント協賛。
その他、地域SDGs・福祉イベントなど出展。

事業・活動を始められた経緯と解決したい社会課題

長年、就労支援に携わる中で支援者の立場から工賃格差を経験しました。内職の単価が業界平均を下回るケースも多く、納品と引き取り無料が当然のようでした。大阪府の平均工賃は全国最下位という状況に陥っていました。

ある日、軽作業の委託に来た業者に対してありがたく思い対応しましたが、話を聞いているうちに怒りが込み上げてきました。業者はとにかく安くやってくれという態度で、「仕事を回してやっている」「ありがたく思え」と言わんばかりでした。その上、「福祉への貢献になる」と言う業者の言葉を聞いて、思わず立ち上がりました。

「福祉を語るなら、一円でも高く仕事を出そうと思わないのか。自分が得をすることしか考えない人間は来なくていい。」

そう言い放ち、業者には何も言わせずにお帰りいただきました。と同時にこの格差を無くしたいという強い思いがこみ上げてきました。
その後、大阪府の工賃格差を無くすために39カードプロジェクトは立ち上がりました。

将来の展望・目標・VISION・志

障がいを持つ方々が社会的に認められ、経済的に自立する未来を築くことを目指しています。
弊社の企業理念は「福祉のぬくもりを社会に届ける」です。このぬくもりを39カードとともに社会に届け続けることで当事者の方の仕事が企業や個人から高く評価され、社会全体の意識改革を実現することを目標としています。障がい者雇用の促進と「誰もが認め合い、ぬくもりを与え合うことのできる社会」の実現を目指します。

団体情報

会社名:株式会社バンビ
住所:大阪市東淀川区豊里4-14-6第一プレジデントハイツ203号
代表者名:四井 一樹
メールアドレス:bambinosato@gmail.com
サイトURL:https://bambinosato.base.shop/
SNSアカウント:https://www.instagram.com/39card_pj
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!